小樽の様子
2009.03.01 にしん群来(くき)
2009年3月1日 小樽熊碓海岸
みなさんわかりますか?
鰊群来(くき)と言い産卵のためにニシンが大挙しておしよせることをいいます。
色が変わっている部分はニシンが岸に寄って卵を産みつけているそうです。
50代の人達も「こんな光景は見た事がない・・・」と!
これは本当にすごい事だそうです!
明治から大正にかけて小樽は鰊漁が繁栄しており、この時期の漁だけで一年間生活ができたそうです。
鰊御殿があるくらいですし!
そんなに獲れていた鰊がいなくなったのは、水温の上昇・温暖化や森林伐採・乱獲などなど・・・
人間が追いやってしまったそうです。
この光景は卵へめがけて受精させている様子です(照)
滅多にみれる光景ではないとの事でアップしてみました。
泡のように見えるのがその光景です。
今年に入り鰊の豊漁がニュースで取り上げられていると思います。
とは言ってもこの光景は二度と見れないかもしれないくらいに貴重なんだそうです。
来年も帰ってくるとは限らないとか・・・
昔のように鰊漁で小樽が繁栄する日がくるよう願っております。
2009.05.28 にしん稚魚放流
2009年5月28日 小樽高島漁港でにしん稚魚の放流が小樽漁業協同組合の職員の立会いのもと行われました。
ひとつのタンクに7,500匹
そのタンクが10個あります。
なので、75,000匹です。
タンクから直接海へ放流します。
だいたい3~4年ほどで戻ってくるそうです。
こうして海へと・・・
かもめに食べられそうになりながら・・・
無事元気に成長して帰ってくることを
みんな願っています。